年齢を重ねると、私たちの体は変化し、カフェインの摂取に対する感受性も変わってきます。
今まで平気で何杯もガブガブとブラックコーヒーが飲めていたのに、30歳くらいで、なんとなくコーヒーに手が伸びなかったり、睡眠の妨げになったりと、今まで感じなかったカフェインの影響を感じることが増えていませんか?
カフェインは、中枢神経系に影響を与える刺激物質であり、覚醒作用や注意力の向上などの効果があります。
しかし、個人によって感じ方や耐性は異なるため、年齢を重ねるとカフェインの摂取量が減ることは一般的だそう。
でも、コーヒーや紅茶が生活の癒しだった人にとっては、それが飲めないのは結構ツライですよね。
そこで、まさに夜のコーヒーが大好きだったのに、30歳間近から受け付けなくなってきた私から、今回はカフェインレスの飲み物で、リラックス時間が作れる代替案をご紹介したいと思います。
加齢とともにカフェインを受け付けなくなる理由
まず、カフェインのおさらい。
カフェインは、化学的にはキサンチンアルカロイドと呼ばれる有機化合物です。
カフェインは、植物の葉や種子に自然に存在し、特にコーヒー豆、茶葉、カカオ豆、コーラナッツなどに高濃度で含まれています。
その苦味や刺激性を楽しむために、いろいろな嗜好品に利用されており、その人体への作用はさまざま知られております。
以上が一般的なカフェインの身体への影響です。
年齢を重ねると、体の代謝や生理機能が変化しますので、カフェインの影響も変わる可能性があります。
年齢を重ねると次のような要素が関与することがあります。
代謝の変化
年齢を重ねると、一般的に代謝が低下していきます。
実はこれも、カフェインへの感受性の変化の要因です。
代謝の低下により、カフェインの効果が長く続く可能性があります。
また、肝臓の機能も変化するため、カフェインの分解や排出が遅くなることも考えられます。
そもそも、カフェインそのものが、体内にとどまっている時間が長い成分と言われています。
なんと摂取したカフェインの量が、体内で半分になるまでに、約6時間かかるといわれています。
これで代謝が落ちてより一層カフェインの滞在時間が長くなると、どんどん体内のカフェイン量が増えるということに。
そりゃ、きついわけだ。
消化器系の変化
加齢に伴い、胃腸の機能が変化し、胃酸の分泌が減少することがあります。
この胃酸の減少は、実は様々な影響があります。
例えば、昔より焼き肉で胃もたれを感じるようになったり、胸やけを感じるようになったり。
もちろん、カフェインも例外ではありません。
胃腸の機能が弱り、昔よりカフェインの刺激がより強く感じられる場合があります。
また、機能だけでなく、胃腸の運動も低下するため、消化にも時間がかかってしまいます。
このような変化は、少しずつしか変わらないのかもしれません。
ですが、それらが合わさって、全体的な変化につながっているんですね。
コーヒーの代わりに。ホッとカフェインレス。
加齢の変化のなかでも、食べ物への反応は、大好きなものが受け付けなくなったり、たくさん食べられなくなったりと、精神的に苦痛なことも多いはず。
特に、コーヒーは夕食後の楽しみや、一人きりの贅沢タイムにしている方も多いはず。
そこで今回は、そんな贅沢な時間を損なわず、コーヒーの代わりになるカフェインレスの飲み物をご紹介します。
まずはそのまま。デカフェコーヒー
愛するコーヒー、代わりのものを探すより、まずはそのまま、カフェインを減らしてデカフェコーヒーを選択肢にしてみましょう。
最近は健康志向や、妊娠中でも楽しめるように、いろいろなコーヒーメーカーさんからデカフェ商品が出ています!
たとえばこちらのブランドが取り扱っているデカフェは、カフェイン除去率99.85%。経口補水液やプロテインなどの商品を取り扱っているメーカーさんが出しているので、さすがの除去率です。
手軽に溶かして飲めるのがいい。
香りも最高。贈り物にも!ハーブティー
コーヒーの代わりに、ハーブティーはいかがですか?
カフェインレスのハーブティーはリラックス効果が高く、穏やかな味わいも楽しめます。
また、癒しのメリットだけでなく、冷え性改善や美肌効果などの女性に嬉しい効能がたくさん。
様々な種類のハーブがあり、悩んでしまう方は、有名なエンハーブさんがやっているセルフ診断で、自分に合うハーブティーを見つけてみるのはいかがでしょう。
ギフト用の品もなんだかおしゃれでヘルシーで、センスがいいと思われること間違いなしのクオリティ。
マタニティギフトにも気を遣わずに選べるのがいいですね。
見た目も鮮やか。ルイボスティー
ルイボスティーは、南アフリカ共和国原産のハーブティーの一種です。
ハーブティーは苦手だけど、ルイボスティーはおいしく飲めるという方も多いので、ひとつのカテゴリとして独立して紹介しております。
ルイボスティーは、見た目も鮮やかで、風味が豊かで味が濃いです。
そのため、ホットだけでなくアイスでも美味しく楽しむことができます。
また、ルイボスティーは低タンニンなので、他の一部の紅茶と比較して、胃への刺激も少ないのがありがたい。
私は、夏は麦茶代わりに、家にルイボスティーを置いています。
カフェインレスの飲み物は、年齢を重ねるにつれてカフェインに敏感になる方にとって理想的な選択肢です。
リラックス効果や健康への利点をゲットしながら、寝る前でも癒しの時間を楽しむことができます。
心地よいカフェインレスの時間を過ごすことで、心と体のバランスを整えることができます。
さっそく、明日の夜からカフェインレスの時間をつくってみませんか?
年齢に応じたカフェイン摂取量の調整にぜひ取り入れてみてください。
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