小学生のお子さんをもつお母さん、お父さん。お子さんの夏休みの宿題、進捗が気になりませんか?
特に、自由研究なんて大物宿題が最終日に白紙だったら、なんて想像しただけで身震いしますね。
そこで、私がおすすめするのは、夏休みの家族旅行を兼ねて自由研究も完了できる、文化的なものづくり体験旅行をすることです!
おすすめする理由として、その土地の文化を学べるだけでなく、家族旅行が大変学びあるものになり、”体験”することでより一層思い出深くなるからということがあります。
今回ご紹介するのはこちら!将棋ゴマ作り体験。この珍しいものづくり体験は、きっと心に刻み込まれて、また伝統文化への学びや興味につながるはずです!
さらに、これは小声で伝えたいですが、だいたいの文化体験が空調の効いた快適な場所で座って行い、そしてプロが子どもを指導してくれるので、親御さんがたはだいぶ体力を回復することができるんです。
暑苦しい夏に、大量の人がいるテーマパークに連れていくより、こちらのほうが大人も楽だし、子どもは夢中で学べるし、夏休みの宿題も終わるし、もう、一石三鳥くらいあるんです。
詳しくは、関西編でご紹介しているので、ぜひご覧になってください。↓
【山形県天童市】 珍しすぎる!将棋の書き駒体験ができる「将棋むら天童タワー」
店舗名:将棋むら天童タワー
住所:〒994-0012 山形県天童市大字久野本1273-2
営業時間:8:00~18:00 定休日:年中無休
アクセス:
- 車:山形自動車道 「山形北IC」から約15分
約100台分の駐車スペースあり - 交通機関:JR奥羽本線「乱川駅」から徒歩約24分
なんと、ここでは天童市ならではのものづくり、自分だけの将棋駒を作ることができるんです!
では、詳細を見ていきましょう。
なぜ将棋?実は将棋駒の名産地、天童市
山形県天童市は、日本全国に名を馳せる将棋駒の名産地として知られています。
なんと、生産量は全国の約9割と、ほとんどの将棋駒が天童市でつくられているのです。天童市は江戸時代から将棋駒の製造が行われており、その歴史は古く、碁石や将棋盤も作られてきました。
この地域は、将棋の駒づくりにおいて長い伝統と技術を持つ職人たちが集まる場所です。
そして、藤井聡太氏をはじめとする将棋ブームもあり、天童市は今や大注目の街!
毎年竜王戦の対局場も天童市で開催されているので、まさに、将棋ファンからすると聖地なんです。
お気に入りの「一文字」を駒に!世界でじぶんだけのオリジナル将棋駒
そんな将棋の聖地で体験できるのが、自分だけの将棋駒を作ること!
しかも自分で一文字決められるという、なんというオリジナル性が高い体験でしょう。
めったにできないものづくり体験ですので、本当に貴重な時間になりそうです。
プランには、「彫り駒体験」と「書き駒体験」の2種類あります。
「彫り駒体験」では、約1時間半の体験内容で、しっかり駒を自分で彫っていきます。
最後の仕上げ・漆塗り作業だけ職人さんが行いますので、完成まで約1か月かかる本格的な体験。
ご自宅に完成品が届きます。
価格は、1,870円〜からと、だいぶ破格です。
「書き駒体験」は、上述の彫り駒体験と比べるとやや手軽に参加できるようになっており、制作時間は約40分と短めです。
駒を彫らずに下書き→漆塗りで文字を描き、完成。その場で持って帰ることができます!
値段も割安で1,210円〜。といっても、どっちもプロの職人に教えてもらえる環境でこれだけの値段なので、本当にお値打ちですね。
では、彫り駒体験の全体の流れをご紹介します。
まずは自分の好きな漢字一文字のデザインを下書きします。
そして、熟練の職人さんたちのサポートを受けながら、自分で駒を彫ります。
最後に、職人さんたちが漆入れ・仕上げをして、1か月後にご自宅に届きます。
書き駒体験では、彫作業がなくて、漆塗りの作業を行います。
こちらも好きな文字をデザインして、その文字に自分で漆を塗っていきます。
できた駒はこの通り。おお、つやつやで美しい、、、!これが自分で選んだ一文字なら、なお一層いとおしいでしょう。
どの作業も、ずっと熟練の職人さんがサポートしてくださいますので、安心して楽しめますよ。
レッツトライです!
おいしい蕎麦もある。暇に困らない「将棋むら天童タワー」
また、こちらの施設は将棋駒体験ができるだけではありません!
そば処山形の蕎麦を味わえる食事処もあり、実はそば打ち体験も実施中です。一か所でいろいろ楽しめるのは旅行先として本当にありがたい。
お時間に余裕があるかたは、こちらも試してみては。
また、芭蕉庭園なるものもあるそうです。
松尾芭蕉が巡った数々の名所を、1か所に再現した庭園だそうで、名句を刻んだ句碑などがたてられた美しい日本庭園らしいです。
これは必見ですね。
また、近くには天童温泉もあり、宿泊する場所も困りません。
天童温泉は、竜王戦などのプロ棋士のタイトル戦が開催されるお宿もあり、これまた将棋界の聖地がここにも!という感じですね。
まとめ
将棋の駒の名産地である山形県天童市は、その伝統的な技術と美しい駒づくりでとても有名です。
職人の技術を学び、将棋駒の魅力に触れることで、お子さんとともに日本の伝統工芸の価値と美しさを感じることができるでしょう。
将棋愛好者や文化に興味を持つ人々にとって、天童市は心温まる体験と魅力的な旅行先としてとってもおすすめです!
ぜひ、家族みんなでゆっくりした夏休みをお過ごしください。
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